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和名 藍銅鉱
石の名前の由来は、鉱物学者J・G・ビビアンにちなんで名付けられたそうです。
この石はちょっと不思議な石です。
採掘ほやほやの時は無色透明ですが、空気に触れると酸化(サビる)して藍色に変化します。 無色透明な状態、いつか見てみたいものです。
こちらが裏側。
茶色い部分は褐鉄鉱。
酸化が進んでいくと、へき開に沿ってペリペリ剥がれて、非晶質となってしまうそうです。
マッドな濃い灰色に変化した(サビた)写真を見たことがあります。
保管が難しく、 遮光・乾燥剤と共に保管をしています。
(乾燥剤はこの石に限ったことではなく、コレクションボード全体に日本の気候上の湿気対策に入れています。 大きめのコレクションボードの一角に紙箱に入れて保管しています。)
光の通る角度を少しだけ動かすとこのとおり。
雲母のように薄い薄い板が何層にも重なっているような質感です。
硬度は2。
爪で傷がつく柔らかさです。
炎や塩酸で溶ける性質があります。
とても脆い石です。
この石の化学式はFe32+(PO4)2・8H2O
Feは鉄→サビる原因はこれですね。
P→リン・H2O→水
リン酸塩鉱物です。
ビビアナイトができる場所は、金属を含む鉱脈の中や、粘土岩・堆積岩の中などいろいろな場所でできます。
P→リンと書きましたが、貝殻・骨にも豊富に含まれる元素ですね。
動物の骨・貝殻・木の葉などがビビアナイトに置き換わったものが発見されています。
オパール・黄鉄鉱などもビビアナイトと同じで、化石の成分を置換して作られる鉱物です。
日本でもビビアナイトはあり、足尾鉱山が有名です。
ライトを当ててみました。
緑色が綺麗に出ています。
写真の1セント硬貨に粘土でくっつけられて我が家に来ました(笑)
意味合いとしては、洞察力UP抜群だそうです。自身の心の中も外的に起こった出来事も、鋭い洞察力をもってポジティブに収まるところへ導くのだそうです。
もともと無色透明なものが空気に触れて色づく石。
色がつこうとも、そもそもの姿に気づかせてくれる石なのかもしれません。