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sphalerite
/べっこう亜鉛(閃亜鉛鉱・スファレライト)

べっこう亜鉛(閃亜鉛鉱)/sphalerite (スファレライト)  Las Manforas Aliva Cantabria, Spain
Las Manforas Aliva Cantabria, Spain

手元で見るとほんとにべっ甲・・
べっ甲というか、琥珀というか・・・
しっとりとした落ち着きがあります。

そもそもは閃亜鉛鉱という石ですが、

鉄閃亜鉛鉱
鉄分が多いく不透明でまっ黒
べっこう亜鉛
鉄分が少ないく透明で黄色褐色、緑色や白っぽいものもあり。

と呼ばれます。

ジンクブレンド(zinc blende)もしくはブレンド(blende)と呼ばれますが・・・

これ、両方のスペルを目撃します・・・。

sphalerite (スファレライト)という名前が、ギリシャ語で”人を欺く””ごまかし”を表す"sphaleros・スファレロス"からの命名だそうです。
これは、一緒に産出される鉱物と見分けが付きにくいことから付けられた名前だそうです。
"blend"という単語に”欺く・騙す”の意味を書いてある書籍もあります。

しかし私的に一番納得できたのは、ドイツ語由来のblende説

亜鉛を精錬しようとしたときになかなか精錬できない→”見えない”という語源だそうです。

更にzincはドイツ語で”Zinke”(尖った先)という説もあり、シャーレンブレンド”Schalenblende”(叩くと音のする岩石で閃亜鉛鉱を含む。)は、やはりドイツ語で”響く鉱石”という意味との記載をあわせて考えると・・・

見えない→亜鉛ってほんとにこの閃亜鉛鉱から精錬できるんかい!→もう!騙しやがって!という感じでつながったのかもしれません。

トドメはやはり、”閃亜鉛鉱から亜鉛単体を得る方法を見つけたのは、1746年ドイツのマルクグラフ”とのことでした。

これ、実はかなり時間がかかったのです・・・
本によって、サイトによってかなり偏っていました。

パワスト系の本やサイトは”blend”→"欺く・混乱させる・混ぜる"とありました。
しかし、スペル表記がある場合は”blend”となっており、また表記のないものはカタカナで”ブレンド”と書かれていて、何語なのか?と言うことはどこにも触れていない・・。

更に、鉱物関連の本で”blende”→”まじる”と書かれているものもありました。
今となっては遠い昔の話。
何が真実か判ることは難しいですが、こういうふうに想像することはとても楽しい☆
と、思うのは私だけなのでしょうか?

何かありましたら教えてください!

さて亜鉛とは?

元素記号 Zn

トタンをメッキしたり、真鍮などの合金に使用されます。
また、人体にとっては必須微量元素の一つで無くてはならないものです。
味覚を正常にする働き等があり、不足すると免疫力低下をまねきます。
牡蠣やチーズ、大豆に含まれています。
亜鉛不足はお肌に良くないそうです☆

べっこう亜鉛(閃亜鉛鉱)/sphalerite (スファレライト)  Las Manforas Aliva Cantabria, Spain

↑こちらの写真が全体像です。

産地ですが写真のスペイン・イタリア・ルーマニア・イギリス・ベルギー・ポーランド・アメリカ・ロシア等。
そして日本

等、日本で目撃率は非常に高いです。

産出される場所は熱水鉱脈がメインです。

方鉛鉱(ガレナ)・苦灰石(ドロマイト)とともに産することが多く、また、同じ化学組成で違う結晶系(原子の構造が違う)の鉱物でウルツ鉱という鉱物があります。
ウルツ鉱という鉱物は六方晶系・閃亜鉛鉱は等軸晶系。
閃亜鉛鉱の同質異像にあたる鉱物です。
見た目の形がウルツ鉱でも中身は閃亜鉛鉱に変化していたりする場合が多く、産出量はあまり多くありません。

また、べっこう亜鉛はルースコレクターに絶大な人気があります。
しかし、一般的な認知度はとても低いです。

ピカピカギラギラな石です。

閃亜鉛鉱の硬度は3.5~4で柔らかく、へき開は斜めに完全。
柔らかいのですが、宝石にカットされます。
彩り綺麗☆キラキラです☆

キラキラさを見るには、屈折率と分散率。

光が透明・半透明な鉱物に入ったとき、光の速度と方向が変化することを屈折率といいます。
屈折率は入っていく光の角度と曲がった後の光の角度の比で表されます。

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