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日本人には特に馴染み深い真珠。
ご存知の通り、真珠は貝の中でできるもの。
石ではないけれど、しっかり宝石ですね。
真珠は、貝の中に不純物が入りその不純物を吐き出せなくなると、自分の身を守る為に分泌物を出します。
その分泌物で不純物を何層にも包んだものが真珠です。
自分の力で克服する真珠のパワーはすごいですね。
そしてこの真珠は、星座石の一覧をみていただけるとわかると思いますが、月と深い関係があります。
ダイヤモンドは太陽神アポロン・男性の象徴。
真珠は月の女神アルテミス・女性の象徴。
”月の雫”とも真珠は呼ばれます。
月は潮の満ち引きの鍵を握っています。
”大潮の時に出産”とよく言いますが、新月と満月の時期が大潮です。
つらいつわりの時期や体調の変化に大変な思いをしながら、やがて生まれてくる命を想ってお腹をなで、出産を迎える。
自らの体内に宝石を宿し成長させ、人間に喜びを与えてくれる真珠と同じですね・・
真珠の石言葉は、健康・富・長寿 女性特有の悩み(生理痛など)の解消に導くといわれています。
もちろん、妊婦のお守りにも。
ムーンストーンも同じ効果がうたわれていますが、月と関連のある石は女性と結びつきが深いことが多いです。
また”運がいい”→”ついている(ツキ(月)がいい)”→真珠も人もツキに左右されるから富に象徴されるという説があるそうです。
不純物を自身の力できらきらの宝石に変えることからか、保護力・抵抗力も強くしてくれるといわれます。
また芸術的センスをUPする力を授けてくれるとも言われています。
そして・・真珠のいわれはたくさんあります。
ギリシア神話では、愛と美の女神アフロディーテが海の泡から生まれたとき、滴り落ちた雫が海に落ちて真珠になったとあります。
有名なのがクレオパトラの真珠にまつわるお話。
当時、歴史上最大の真珠といわれる真珠が2つ存在していました。
その二つとも、クレオパトラが所有していました。
古代エジプトはローマに占領され、ローマ将軍ジュリアスシーザーの愛人となります。
その後夫となるアントニウスから、宴に招待されました。
アントニウスは”毎夜毎夜、こんなに豪華な宴は私しかひらけまい・・”
と、豪語。
するとクレオパトラは、”私なら1回の宴にもっと豪華な宴をひらける!”といい、アントニウスと賭けをしました。
クレオパトラの催した宴は、アントニウスの宴とあまり変わりのないものでした。
なんだ・・と思った矢先、クレオパトラに酢の入ったグラスが運ばれました。
クレオパトラは付けていた真珠のイヤリングを片方はずし、そのグラスにポンと落としました。
そして真珠が溶けた頃、一気にそのグラスの中身を飲み干しました。
それが、歴史上最大の真珠といわれた二つの真珠の一つ。
もう片方もはずそうとしたのですが、審判係が”これはアントニウスの負けだ!”と叫び、阻止。
残った真珠は古代ローマ初代皇帝オクタヴィアヌスにより半分に割られ、ローマのパンテオン(すべての神々を祀る神殿)のヴィーナス神のイアリングとして飾られたとのことです。
中国では真珠を”珍珠”と書き、薬としての長い歴史があります。
蓬莱山に住む神仙に麻姑(マコ)という女神は、不老長寿の神。
歳をとることはありませんでした。
人里に来てはもてなしを受け、帰り際に一握りの米を農民からもらい、それを蒔くと真珠の粒に変わったそうです。
また、同じく中国の老子の道教の八仙の中の唯一の女神、何仙姑(カセンコ)は、翡翠と真珠を粉にして飲んだといわれています。
真珠は不老・翡翠は不死を得たとのこと。
さらに、楊貴妃・西太后も飲んでいたといわれています。
浄化&お手入れについて
デリケートなものなので取り扱いに気をつけてください。
熱・紫外線(日光)は要注意です。
また、汗・水分にも気をつけてぬれた場合は必ず柔らかい布で拭いてください。
流水で浄化の際は、必ずさっと水を流して拭いてください。
全く自然のままで真珠をとろうとすると、形がいびつなものや真珠層が均一ではないものが多く、なかなかいいものがとれません。
さらに、真珠は古くから交易品として扱われ、日本では真珠の採取に関して規制がありました。
しかし、近代にこの規制がなくなりました。
すると乱獲が進み、貝そのものが絶滅するのでは・・・と危惧されました。
そこで、1893年、日本で真珠の養殖技術が開発されました。
貝の中に異物をわざと入れ、後は真珠ができるのを待つ方法です。
出回っている真珠のほとんどが養殖で、日本は世界の養殖真珠の90%をしめています。
あこや貝
”和珠・和玉”といわれています。
日本で養殖に使われる一般的な貝です。
色 シルバー・ゴールド・クリーム・ピンク・グリーン・ブルー
愛媛県宇和海・三重県英虞湾・長崎県対馬・熊本県天草で養殖されています。
蝶貝
”南洋真珠”といわれています。
貝の大きさは成長すると30センチにもなる大型の貝。
よって、大型の真珠がとれます。
色 ホワイト・シルバー・ゴールド系
主にオーストラリア・インドネシアで養殖されています。
黒蝶貝
”黒真珠””黒蝶真珠”といわれています。
色 グリーン・ブルー・ブラウン系(ピーコックカラー(虹色)が最高とされています。)
沖縄県石垣島・西表島・タヒチで養殖されています。
形 ドロップ・サークルが魅力となっています。
マベ貝
半円形の真珠の養殖に使われます。
大きく、独特の虹色とカラーバリエーションが豊富です。
鹿児島県奄美大島のものが最高級品とされています。
※長崎県小値賀島ではアワビを母貝として養殖しています。
池蝶貝
淡水真珠の養殖は、核を使わずに貝の小片を入れます。
まきがよく、芯まで真珠層でできています。
いろいろな形のものがあり、値段も手ごろです。
琵琶湖・霞が浦で養殖されています。
※真珠層について
貝の中に入った異物を核として、カルシウムの結晶(霰石)と有機質層(主にタンパク質)が交互に層を作った物を真珠層といいます。
身近な貝で、はまぐり・しじみ・あさりでもかなり稀に真珠を抱くことができるそうです。
真珠層を作れる貝は約30種類ほどあるそうです。
!模造品注意!
・プラスチックパール![]() |
ラウンド |
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ドロップ |
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オーバル |
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サークル 真珠の表面に環があるもの。 |
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バロック 形が不ぞろいなもの |
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ツイン 丸い真珠が二つくっついた形 |
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ボタン お饅頭の形 |
真珠の色は以下の7色に大別されます。
この7色の色の原因により、3つのグループに分けられます。



クリーム色・ゴールド色・ブラック色
真珠層に含まれるたんぱく質の色素によって起こったもの。


シルバー色・ブルー色
核を入れたときの傷からの血液・体液や、貝の生理現象によってにじみ出たものが核の周りにつき、半透明の真珠層から透けて見えるとブルーやシルバーの真珠となります。


ホワイト色・ピンク色
本来の真珠の色→成分の炭酸カルシウムは白色です。
何千層も重なった真珠層の薄い膜が、光の干渉を起こします。
白い真珠の表面にピンク色を映し出したものがピンク系の真珠となります。
真珠の価値は一般的に6つのポイントがあります。
大きさ
一般的に、大きければ大きいほど価格も高くなります。
形
まん丸=ラウンドが良いと一般的には言われます。
しかしいろいろな形があります。
傷(真珠のえくぼ)
真珠が無傷であることはほとんどないです。
その中でも傷が小さく目立たないものが良いです。
色
好みによりますよね・・
また貝によっても色の価値は多少左右されると思います。
でもこれはやっぱり・・・
気に入った色が一番だと思います。
照り
ピカピカしている加減です。
これは一般に真珠層が厚いものが照りが良いといわれます。
さらに、傷の数・大きさも関わってくる問題です。
巻き
巻きが良いとは真珠層の厚みがあることを言います。アクセサリーを購入する時、決め手になるのはやはり自分の好みだと思います。
あまり縛られずに気に入ったものを身に付けると、自分らしさが強調されて私はいいと思います。