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和名 異極鉱
別名 カラミン(calamine)(珪酸亜鉛鉱)
あんまりにやさしい色合いに惹かれました。
表面の質感といい、白から水色の色の変化といい、この色合いといい・・・
この石。
色はこのような色だけではなく、無色透明・白色・鮮やかな青・褐色・青緑色等あります。
クリソコーラのところでもお話しましたが、この石は二次鉱物。
二次鉱物とはもともとあった鉱物が空気や水・風により変性・変質しできた鉱物。
(=酸化→サビた!)
写真を見ると白や水色部分の外側は茶色くなっていますが、その部分が酸化した部分です。
この鉱物は”亜鉛”をとるために採掘される鉱物です。
身近なところでは、”トタン”。
亜鉛でメッキした薄い鉄板。
電気分解で溶かした亜鉛の中に、鉄を浸し亜鉛メッキしたものです。
亜鉛メッキをすると、サビ防止になります。
そしてこの鉱物の名前、”異極鉱”。
写真では結晶の集合体としてスタンダードなブドウ状ですが、結晶そのものは柱状の形をしており、その柱の片方が尖っていて反対側が平坦な形をしています。
結晶の両端が違った形を示すものを”異極像(晶)”といいますが、その代表的な鉱物として”異極鉱”という名前がつけられました。
異極像がはっきり解るほどの形状を示した形での産出は稀で、殆どがブドウ状の結晶の集合体です。
その他、扇形・砂状・鍾乳状などが見られます。
参考 石の基礎知識 結晶の集合体
また”スミソナイト(菱亜鉛鉱)”と外見が似ていて、判断に迷う時は塩酸をかけるとスミソナイトは発泡します。
硬度は4.5~5。
壁開は完全。
綺麗なものは宝石として加工されています。
異極鉱の別名に、カラミン(calamine)(珪酸亜鉛鉱)という名前は、
からなる主に白色の亜鉛鉱石のこといいます。
亜鉛がとれる鉱石には、
があります。
まだこの区別がついていない時、真鍮を作るための亜鉛の鉱石をまとめてカラミン/calamineと呼んでいました。
因みにカラミンという言葉。
女性の方はコスメで聞いたことがある方も多いのでは・・
カラミンとはお薬としてもあって、調べてみると”皮膚の軽い熱傷・日焼け・湿疹などに対し、軽い皮膚の保護作用を示す。”とありました。
また化粧品としては、”酸化鉄を微量配合した酸化亜鉛”とありUVケア等に使われています。
さてそして、この異極鉱の意味合いですが、お守りとして扱われていたそうで、悪いものから身を守るといわれていたそうです。
何事にも向上心を持って当たるようになり、穏やかな愛に包まれた人生を手に入れると言われています。
ぱっと目に入ると、気持ちがすっきりしてずっと眺めていたくなるような爽やかさを運んでくる石です。