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ピンクのぽわぽわです。
この写真の丸いぽわぽわ一つの直径は約3㎜程。
こちらの写真のぽわぽわ一つの直径は約7㎜程です。
母岩は縦6㎝横3㎝奥行きが2㎝程。
茶色の母岩に石の花がぽわぽわと咲き乱れています。
形は写真のように針状のものや、柱状・皮殻状・粒状・腎臓状のものもあります。
水晶など、伸びる方向と90°の関係で条線がでますが、コバルト華の柱状の形のものは伸びる方向に条線がでます。
この石は、ヒ酸塩鉱物という石の分類に属します。
ヒ(砒)素と酸素が結びついてヒ酸(酸化する)となり、ヒ酸イオンが他の元素と結びつくことによってヒ酸塩鉱物となります。
ヒ素といえばけっこう有名ですよね。
”毒”として使用される話が多いものです。
その昔、食事にもって暗殺を・・・という話や、最近ですとカレー事件がありました。
皆さんご存知の四谷怪談のお岩さんはヒ素化合物が原因で、亜ヒ酸を盛られたとのこと。
亜ヒ酸は無味無臭で食事に入っていても気づかないそうです。
毒以外には半導体や赤色発光ダイオード等で使われています。
コバルト華の産地は、コバルト・ニッケルを含む鉱床の酸化帯です。
コバルトを含む石がたくさんあるところの表面には雨も振って日照りもあり、風などの作用もあります。
そうした中で要は”野ざらし”になっている部分にできる鉱物です。
ピンクのこの色は、コバルト・ニッケル鉱床を探すときの目印とされています。
そもそもコバルトとは?
”コバルトブルー”と聞いたことがあると思いますが、青いイメージが強いと思います。
このコバルト華は立派なピンク色。
クッキーなどお菓子の乾燥剤で、青いツブツブが湿気を含むと赤い色に変わるものがあると思いますが、この青い色は”塩化コバルト”。
この塩化コバルトは湿気を含むとピンク色に色が変わります。
つまり”水”があるとピンク色になります。
コバルト華の化学式は・・・
Co3(AsO4)2・8H2O
標本としてよく見かけるのがオーストラリアです。
国内では和歌山県・兵庫県・山口県などで採取されます。
写真でも感じると思いますが非常に柔らかい石で、硬度は1.5~2.5。
写真のぽわぽわは、手で握ったらアウトです!
ナイフで切ることができる石でもあります。
エリスライトの名前の由来は、ギリシャ語の”erythro-”=赤という意味合いからだそうです。
日本では”コバルト華”のほうが圧倒的に使われます。
資料が少ないのですが意味合いとしては、両極端なものをうまく使い分ける作用があるようです。
心の中って、悪魔の言葉と天使の言葉がせめぎ合う時がありますよね・・・(笑)
自身が取るべき言葉はどちらか?のサポートをしてくれる石です。
感情面でスイッチを押す作用があり、良くも悪くも気持ちのせめぎ合いが起きる石のようです。
迷っても悩んでも、この石はコバルト鉱床の指針としての石でもあるので、心の目的地につくまでサポートしてくれます。
心の目的地、それは自分の中で納得し、今後のことも含めて良く考えて物事を決める決断のこと。
ポジティブな方向に物事を運ぶことが好きな石のようです。
個人的には・・・
この石は気持ちのスイッチを押す石なので、癒し効果という意味合いはどこにも見られなかったのですが、ぽわぽわ感とこのピンクの色合にしばしホンワカしています。
秋の入り口を感じさせるイメージがあるのは私だけ?でしょうか。