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女性なら、目にしたことがないという人はいないと思います。
赤からピンク・白などのカラーバリエーションを持つ、女性のお守り。
サンゴ→産後から産後のお守りに、サンゴ→3・5→3月5日は珊瑚の日だそうです。
石でも植物でもなく動物です。
”ポリプ”と呼ばれる小さな生物が集合したもので、その”ポリプ”が死んでしまうと骨をその場に遺して逝きます。
その骨の部分が枝状になった”ポリプ”の集合体が珊瑚です。
つまり、珊瑚が大きければ大きいほど、ポリプのお骨が積み上がり長い歴史の中を生き抜いた珊瑚とも言えます。
さてこの”ポリプ”。
8本の手(触手)を伸ばしプランクトンを捕まえてご飯としています。
宝石になる珊瑚とはこの8本の手を持つ八放サンゴです。
サンゴ虫とも呼ばれています。
1センチ大きくなるのに50年もかかる物もあると言われ、深海(100メートル以上の深い海)にいます。
手が6本のものは珊瑚礁を作り珊瑚で、六放サンゴと呼ばれます。
石珊瑚とも呼ばれてます。
こちらはご存知のとおり、浅瀬に生息しており八放サンゴと比べるとはるかに成長が早い珊瑚で、とても柔らかいものです。
それではこの宝石サンゴの種類を見てみましょう。
高知県土佐沖で取れるものは最高級とされています。
色合いが特に濃いものは血赤(オックスブラッド)と呼ばれます。
値段も当然素敵なお値段です。
地中海に生息しています。
ダイバーが取ってこれる程度の深さにあります。
これが”※古渡り(胡渡り)です。
大きなものでも30cm程度です。
宝石サンゴの中で一番大きく育つ物。
赤に近いピンクから白に近いものまでバリエーションがあります。
淡いピンク色のものを”ボケ”(エンジェルスキン)と呼びます。
白ベースにピンクが混じっている物。
マーブルっぽい感じで混じっているものです。
Midway付近の深海で取れるものです。
800~1500m物深いところで生育し、水揚げの際に水圧・温度変化によってクラック(”ヒ”と呼ばれるそうです。)が生じるものが多いそうです。
うすいピンク~真っ白の珊瑚。
象牙に似たものもあります。
Midwayでも浅い海(300-400m)程のところで取れるとのことです。
※古渡り(胡渡り)コワタリとは・・
珊瑚=日本というイメージが強いと思いますが、その昔、地中海で撮れた珊瑚がイタリア港からペルシアを経由し、中国に輸出されていました。
奈良時代、中国から日本はこの珊瑚を輸入し、”古渡り(胡渡り)”と呼んでいました。
桃山時代、舶来物として大人気となった古渡りは、玉屋(珊瑚のお店のこと)と呼ばれる店で扱われ、女性の憧れの的となります。
文化文政の時代に土佐沖で”血赤”と呼ばれる最高級珊瑚が取れる事が分かり、高価だった珊瑚が一般にも広まりました。
先程も書きましたが、この土佐沖で取れる血赤は世界的にも最高級の珊瑚です。
珊瑚というとギリシャ神話が有名です。
”一人娘の産む子に殺されるであろう・・”
こんな神託を受けた父王は、娘に子供を産ませないために、塔の中に閉じ込めてしまいます。
しかし、雨に化けた全能の神ゼウスが入り込み、一人娘は身篭ります。
父王は怒り、生まれた子と一人娘を箱に入れて海に流してしまいました。
そして親子はとある漁師に助けられたどり着いた島で暮らします。
ある日、その島の君主は親子二人をパーティーに招きました。
息子は君主に乗せられ、メデューサの首を切って君主に捧げると約束してしまいます。
君主は母親に気があり、この息子を体良く追い払ったのです。
その後、息子は悪戦苦闘しましたがメデューサの首を切りました。
切ったときに飛び散った血はペガサスとなり、その首から滴り落ちた血は地中海に落ち珊瑚となった・・・
というお話。
それ程に地中海で取れる珊瑚は赤かった・・・ということなのでしょう。
紅珊瑚は地中海がメインで、ダイバーがとってこられるほどの深さにあり、どんなに大きくても30㎝程・・
大昔から人間が取れる条件が揃っており、色もきれいな紅色。
海の中からきれいな紅色のものがある・・
昔の人は、海の綺麗さをどのように感じたのでしょう・・・
因みに・・
後日、娘の子が投げた円盤が父王に当たり、父王は亡くなることとなり、神託は間違いなかった。
珊瑚の意味合いとしては、女性のお守り。
こと、妊娠・出産にまつわる諸々の内容です。
更に、体力を増強し、ホルモンのバランスを整え、いらいらなどの感情の揺れを鎮めます。
幸福・長寿・知恵。
この言葉が珊瑚の石言葉です。
長い年月をかけあの形になる珊瑚。
正に、この部分から発生した意味合いだと思われます。
また、水にまつわる川や海等で嵐を治める力があるといわれます。
海・月。
この言葉は女性を表すことがほとんどです。
ムーンストーン・アクアマリン・真珠・・・
女性に特化した意味合いがとても多くあると思います。
そして注意事項。
珊瑚は熱・酸・油脂に弱いです。
お手入れはしっかりと柔らかい布などで優しく拭いてあげて下さい。
そして光が当たる場所に長時間おいたりしないでください。
基礎データ
化学組成 炭酸カルシウム・炭酸マグネシウム CaCO3+3%MgCO3
色 赤色 ピンク色 白色 (青色・黒色は石珊瑚)
条痕 白色
結晶系 六方晶系(カルサイトとして・・)
へき開 なし
硬度 3.5~4
比重 2.6~2.7